2009年9月17日木曜日

ちょっと嬉しかったこと

今日、クラスメートと話をしていて、初めて言われた一言。

「君の会社、大きい会社だよね~」

いや、とにかく驚きました。確か、前にその彼に会社の名前を話したことがあったような気がしたけど、でもその時は「ふーん」っていう感じだった(ような記憶・・・)ので、まず覚えていてくれたことに、本当に驚きました。

案外日本って人気あります。クラスメイトと話す時も、なかなか名前は覚えてもらえなくても、「日本人だったよね?私(もしくは俺)和食大好き~!スシ!!」というような発言が大半を占めます。
で次に、ちょっと知っている人が、「ちちち。和食はスシだけじゃないんだぜ~!日本で食べた味噌スープは旨かったなあ~」と合いの手を入れます。(もちろんこの間、本人不在の会話の応酬。)

で、今度は「東京って凄く楽しいんだってね~!前に旅行の計画立てたんだけど、行けなくて・・・すっごい行ってみたいんだけど、まずエア代がかなり高いし、滞在費もバカにならないでしょ?それに。。。」と続きます。

そこで大抵、「でさ、えーっと・・・名前なんだっけ、とにかく日本のどこ出身なの?」と聞かれるので、k歩個でやっと私の発言の機会が与えられます。「えー、ほぼ東京デス」

「ほぼ?(一同怪訝な顔)」「はい、約東京デス(笑)」

まあ、こんな感じで次の日に会ったらまた名前を聞かれるというループが続くのですが、まあいずれにせよ、そんな風にぼちぼち構築してきた関係の中で、今日は一つ嬉しいことがありました。

エジプト・カイロ出身のハニ君、いやハニさんかな?彼は本当にとても優秀なクラスメートで、人当たりも良く、リーダーシップもあり、とても私のことも気にかけてくれる大切な友人です。

これまでのブログを読んで下さったことがある方にはお分かりでしょうが、ただいま軽度のホームシック&対人恐怖症にかかっておりまして、Subsequentlyで軽い登校拒否にかかっております。

コレまで私、学校らしき学校を休んだことがないというのが、唯一の自慢だったのですが、それもどうやら風前の灯という感じがしてきたところでした。

彼は、今日授業が終わったら一緒に勉強しようと誘ってくれたのですが、休憩時間にこう言ってくれました。

「どうして今日、そんなに目が赤いのか教えてくれるかな?君は日本から来て、新しいことに挑戦してる。全く違う環境での生活、新しい言葉、新しい分野の学問、そして新しい人間関係・・・どれも簡単なことじゃないよ。君は誰もが簡単に出来ることを、これから一人でやろうとしているんじゃないんだよ。多かれ少なかれみんな、何か当たらしことに挑戦しているんだ。それはボクだって同じだよ。

あまり考え込まずにリラックスしてやろうよ!今の君には、一人でリラックスする時間よりも、誰かと何かを話す時間の方がずっと必要だと思うよ。ボクは記憶力が悪い方だからね、もし君が何か僕に話してくれてもすぐに忘れちゃう。だから、何か言いたいことがあったら、我慢しないで僕に話したらいい。明日には覚えてないからサ。Relaxしてもっと楽しもうよ!エジプト出身のボクと、日本出身の君がこうして友人になったことも、本当に貴重な機会なんだから。一人で抱え込まないで、もっと外に出なきゃダメだよ!」

仰る通り、自分だけが大変なんじゃないんです。頭では分かっているんです。
・・・でもね、こればっかりはもうどうしようもない。本当に自分が情けなくて仕方ないほど出来てないんだし。でも、やっぱり嬉しかったですね。その言葉自体ももちろん嬉しかったですけど、出会ってまだたった2週間しか経っていないのに、そんな風に声をかけてくれる友人が出来たことが。

しかし、何でばれちゃったのかな~。
普段からあまりクラスでも話してない・・・もとい話せてないのに。。。(´・ω・`)ショボーン

1 件のコメント:

osanari16 さんのコメント...

そのよい人の好意はありがたく受けることですね。
少しずつ友達の輪を広げていけば、今の悩みもだんだんなくなっていくと思いますよ!

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