2009年8月31日月曜日

生活SetUP!!

ふぃー。そろそろ記憶も薄れてきましたので、この辺は手短にw
まず、最初の週の内に終わらせておきたかったのは

①滞在許可証申請
②銀行口座開設
③携帯のSignUP です。

コレが終わらないと、とりあえず家も借りれないことになっていますしね。
と言うわけで、会社のありがたいご好意で、某会計事務所のデロ×トミラノに、リロケーションサービスを頼んで貰えることになっておりました。
日本にいるときから、必要書類の準備など進めていたのですが、1stミーティングのアポは25日の火曜ということで、前後しますがお部屋を初めて見に行った日の午前中に訪問。
前日に歩いてルート取りしていたこともあり、この日も早めに着いてしまいました。
ので、イタリアには珍しい近代的なビルを、思わず激写!!↓↓




案内された会議室に入ってきたのは、偉く背の高い男性Gio何とかさんと、偉く背の低い女性のElisabettaさん。Gio何とかさんとはメールでずっとやり取りしていたのですが、実際に会うと印象が違いますね。
もっとラテンな感じの、適当なお兄さんかと思ったら、団塊世代の若者みたいに、ぴっちり横分けビン底メガネで、でもそこはびしっとイタリア製の高級なスーツ着てます!みたいな。。。
ま、いずれにせよよしなにやっていただければ~なんて思っていたのですが、どうやらお二人が担当者で、基本は自分でやりなさいと。一緒についてってあげますよ、的な感じの説明。

やっぱり?楽はさせてもらえないのねん。ってことで、明日からのスケジュールを聞いてミーティング終了。
実際、私結構まめな性質で、ほとんど自分で書類を揃えていたのですが、イタリア語で書く必要のある申請書諸以外はほぼ完璧☆
当然デロさんも、申請書は完璧に用意していてくれて、後は私のサインだけという状態だったので、30分もかからないミーティング。全く、我ながら余り手のかからないClientですよ。本当に。

明日からの予定は、こんな感じ。

①木曜日:郵便局へ滞在許可証申請書を送付。これを、入国から8日以内にしないといけません。
⇒このレシートが、とりあえず私の身分証明書になるので、とっても大事なもの。ただし、コレがあれば賃貸契約もできます。その後、3ヶ月位してうまく行けば警察署に呼ばれて、全指紋を取られ、犯罪者みたいな写真を撮られ、晴れて許可証をGETできるそうな。

②金曜日:銀行口座開設。デロさんが懇意にされている銀行で開設とか。学校近くの支店がイイ!とごねた結果、デロさんが探してくれました。えへ☆

さあ、つつがなくミーティングも終了!って、・・・あれ?ケータイ手続き手伝ってくれるって言ってたのに・・・もう放免?
玄関まで送ってくれたElisabettaさんに気になって、お話したところ、「えー!聞いてないよ~」

・・・うん、まあね。契約書には入れてもらってないけどさ。ちょっと手伝ってくれてもいいじゃん。予定より早くミーティング終わったのも、私の貢献も多少あるでしょ??
それに、これまでずっとケータイショップ自体が開いてなくて、ここまで我慢してたんだからさ。
学校からも、早く電話作って!って急かされているし・・・・

そしたら、②の金曜日に同行してくれるのが彼女のようで、その時についでに作りましょうと言ってくれました~。良かった!でも、この分もチャージされたら、会社には謝らないとな・・・・
親切心で言ってくれていることを祈る!(多分、違うだろうけど笑)

でも確かに、案外イタリア人は親切です。今日もトラムの停留所で車両到着を待っていたら、後ろからイタリア語で怒鳴られて、「ああ、怖いよ・・・なんであのおっさんは怒ってるのかしら」と、気づかない振りをしていたら、見知らぬ若者が近寄ってきて、停留所にひっかっかっている書き物(当然イタリア語なので、意味不明)をしげしげと読み、「あー、Il・・・No!!」とだけ言って、手招きしてくれます。

よく分からんけど、なんだか近くの線路工事しているし、多分ここで待っていても車両来ないんじゃないかと思っていただけに、後ろをテクテクついていったら、乗りたいと思っていたトラムが正に到着するのが見えました。「これ?」って感じで見ると、「うん、うん」とうなずく仕草。やっと、あのおっさんが「そこで待っていても、トラム来ないぜ!」的なことを教えてくれたのかしらと納得。いや、全くの勘違いかもしれないけど、とりあえずそうだったんだろうと前向きに解釈することにしました。本当に日々そんな感じ。。。。ホント、知らないうちに色々な人に救われて、生かされてますわ。

歩き疲れのお陰でハマってしまったのが、イタリア名物ジェラート!!で私は、レモンシャーベット風のものが大好きになりました☆
でも私の近所では、しょっちゅうジェラート屋さんに遭遇できる訳でもないので、スーパーで類似品をGET!
味は・・・あまり変わらない?事もないですが、案外自分の貧乏舌なら騙せます笑


家探し編

もう今日で8月も終わりですね~。日本ではとうとう戦後初の某第一政党が歴史的惨敗で、政権交代とか。
私もこれまたタイミングが非常に微妙だったにもかかわらず、S川区選管と交渉の末、期日前投票に行って国民の三大権利の一つを行使していましたので、かなり気にはなっていたのですが・・・。

今回の結果についてのコメントは、これまた微妙なので割愛させていただくとしまして、家探しの続きです。
(いや、もうええやろってお声も聞こえますが。。。)

今回、二日にわたり4件の物件を紹介してもらいました。どれも、ガイシュツのMarieが言うには、「最大徒歩20分圏内」と言うことで、Marieのお部屋で電話を借りて、アポ取りのお電話を掛けまくり。
まだまだ普通のミラノ人はバカンス中ということで、うち一人はどこぞ(地名忘れちゃいました)におられたので、9月以降ね!ってことになり、その他3名のオーナーさんとお会いしながら、お部屋チェックに。

オーナーの皆さんもお部屋もそれぞれ個性的で、そのため内覧してから候補を絞るまでにも色々あったのですが、まあブリーフはこんな感じです。
時系列的には、24日の月曜に学校で紹介された①と②を、翌日25日に見た後Marieへ達観を報告したら、もう一度翌日水曜日にMarieに学校へ呼び出され、③を紹介された足で確認に行ったという流れですネ。


①Via Corso Genova
「第一印象に勝るものはない」とよく言いますが、この物件は最初から最後まで好印象でした!イタリアにしてはさほど広くなく、普通の1LDKなのですが、数年前に改装したとかで、なんと各部屋にちゃんとエアコンがついてます!!驚愕!!(ミラノではほとんどの家がエアコンなしなんですね~)
しかも、ネットも開通済みで、ちゃんとシステムキッチンになっております。でも一番良いのは、6階建ての6階なので小さいベランダがついていて、ミラノの街を一望できます。そこは、リビングになっている小さい部屋から出られるベランダなのですが、その部屋自体も窓が一部ガラス張りとなっているので、ソファに座ってボーっと景色を眺めることも可能。東京にいた頃から、疲れると街の景色を見ては佇む・・・もとい、妄想を膨らますことが趣味の私としては、最高のリラックス空間になりそう!!ということで、かなり気に入りました♪
惜しむらくは、オーナーの女性がとっても気の良き親切なご婦人なのですが、英語が完全にアウト。内覧も電子辞書片手に、何を説明されているのか全く分からないまま、絶対譲れない条件だった「安全性」と「家具付」・「ネット可」を確認し、あとは「入居可能時期」だけは聞き出そうと頑張りました。・゚・(ノД`)・゚・。
とりあえず、マンションの下には、受付のガード(Questore:行政官って言われたような気が・・汗)がいて、メインドアも門も住人でないと開けられない構造。エレベーターがかなり老朽化していたので、あれ途中で止まったら多分窒息死ってな位の狭さでしたが、許容範囲かと。
とりあえず、オーナーの2人の息子さんのどちらかが、BocconiのUndergraduateの教授をされていると言うことで、とても親身になって下さっているようですので、まあいっかと。
ほぼ、このお部屋で決めたいな~なんて思いつつ、とりあえずまた連絡しまっす!とだけお伝えしてお別れしました☆

②Via C.Correnti
①の大通りをDuomo方面にてくてく歩くとすぐ見つかります。大通り沿いなので、トラムかバスと徒歩で学校までは十分通えます。が、ここはとにかく広すぎ!Marieにも、「バジェットを少し越すかもしれないけど、少なくともこの家も借りれるわよって意味でちょっと見てみて!多分、貴方の希望の"こじんまりしたお部屋"とは大分違うでしょうけど・・・」と言われてましたが、まさに。だって、今現在二つのご家族がシェアして利用しているお部屋ですもの。狭き部屋が慣れている日本人・・・もとい私としては、どうにもこうにも落ち着きません。オーナーはどうやらその上に住んでいる、若きご夫婦。ご主人が相当忙しいやり手の不動産関係の方のようで、英語はもちろんOKなのですが、とにかく電話に出てくれません。こちとら、街中の公衆電話探しながらかけてるんだからさー。イタリア語の留守電にメッセージを吹き込むも、話しているうちに「ブー」と鳴って切れます。多分30秒くらいしか吹き込めないんでしょう。案内が早すぎて、頼みの「数字から文脈を判断する」作戦も実行できず。
で、仕方なく奥さんに電話して、アポの時間を1時間早められるか(それでも大分譲歩)たずねたら、それすらもダメってさー。実は①と②のアポ自体の間には、4時間のタイムラグがあるのね。徒歩で10分かからない距離なので、疲労困憊の私としては、さっさと見て家に帰りたかった訳です。
でも奥さんは無情にも、「宅は、主人が不在の時に、どこの馬の骨とも分からない人間を通すことは、できないざーすよ。アタクシ、あーたはミラノ初めてって聞いておりましてよ~?歩いて15分くらいでDuomo着きますから、そちらでも行かれて時間して頂いてよろしくて?ごめんあさせー。」とのこと。

いやさ、実際そんな高飛車な言い方ではないのでしょうけど、私の動物的本能的勘では、絶対そんな感じだよ。実際、ご主人とお会いできて、色々見せてもらいながらお話したけど、「今いる人たちは9月末までいるって言い張ってるんだけど、契約自体はもうすぐ切れるから、9月から入れるからね!ちゃんとすぐ追い出すから、あ、それで賃料とかの詳しいことは、ボクの奥さんが決めてるので・・・えーっと・・・」とか言い出す始末。イタリアにもカカア天下はいるのねー。と言うわけで、このオーナー夫妻とうまくやって行ける気もせずに、普通に愛想笑いしてお別れして終了。

③Via Bianca Di Savoia
学校でアポ取った足で歩いて行ったので、こちらも45分前に到着。でもどうやら、世田谷や成城辺りの高級住宅地のような佇まいで、時間を潰せそうなカフェも付近にはなく、仕方ないので家の前で待つことにしました。でも、あまりにも異邦人がうろうろしているようだと捕まりそうだなあ・・・という不安も。とりあえず、イタリアならアーティストと言う名の怪しい絵描きがいてもおかしくないかしら?と思って、家の前にぺたんと座って対面の家をスケッチする振りをしていました笑

アポ時間になったので、指示通りにドアベルを鳴らすも、応答せず。下手に時間潰さない方が良かったかしらと思っていたけど、ひょっこりドアから小さい女の子が顔を出してくれた。英語が通じるので良かった~と思い、案内された通りに7階へ。お部屋の前で、オーナーさんが待っていてくれました!

お部屋は3つの物件では中くらい。それでも、広い!こちらもテラスがあって、位置的にDuomoの一番上の金のマリア像まで見えました。「ほえー!」と思いながら見てましたが、家具付と聞いていた割には、お部屋があまりにガランドュゥ。下に住んでらっしゃるオーナー曰く、「賃料は大きな問題ではなく、気の合う人にしか貸したくないの。私の息子とも仲良く、家族ぐるみのお付き合いができる人が良くて。今空いているのはそのせいで、貸すことが決まれば、貴方好みの家具も電化製品もすべて揃えるわ。何なら、私たち本当のミラノ人は要らないけど、エアコンをつけてもいいわよ。」そこまでされると、却って恐縮。だって一年間しかいないし・・・どうやら、このオーナーは本当の"ミラネーゼ"。おじい様の代から、ずっとこのマンションに代々住んでますと言うだけあって、「最近の若い人たちがよく言う"ミラネーゼ"は、みんなミラノ育ちの本物じゃないから(笑)」と仰る。江戸っ子が「東京人」の定義にこだわるようなものかしら?
以前お付き合いのあった日本人の友人の方が、とてもステキな方だったせいか、日本人の印象も良いようで、「ぜひ、あなたのような方に使ってもらいたいわ!」と言ってくださった。
おかしーなー。私そんなステキな方とは違うのに。しかも、話の流れで説明した「エセ画家」の作品をお見せしたら、大爆笑されたくらいなのに。。。。

とても、聡明な印象のご婦人にこれ以上ボロを出して、日本人の印象を悪くしてはいけんのう・・・と思い、やはり①の家にしようと決意したのでした☆

で、これが「エセ画家あーまー」の作品です。(なぜか横向きですけど汗)↓↓↓

2009年8月27日木曜日

本格始動!(でも、家探し・・・)

さて、今日から学校もバカンス明けです。
学生への住居斡旋を担当しているMs.Marieと、出発前から連絡を取り合い、この月曜日の面会のアポを取っていました。んー、ちゃんと事前に位置確認していただけあって、余裕を持って家を出たら30分以上前についてしまいました。という訳で、隣にある公園のベンチで一休み。

これから始まるんだな~・・・
そんな風にしみじみと留学生活が始まったことを感じつつ、この中途半端な時間をどうしたものかと、日本から持ってきたイタリア語ガイドをちらちら見て時間を潰していました。
どれどれ、えーっと。「私はあさこです・・・は、Mi chiamo Asako.ね。なるほど、で、東京から来ました・・・ああ、これも使えそうねえ。ナニナニ?Sono di Tokio.」なんてしている内に、面会時間の10分前に。結局バタバタと学校の受付へ。
指示されていた通り、「I'm Asako from Tokyo, I have an appointment with...」と説明しだすや否や、「No!No!(何とかかんとか)parlare I'italiano(何とかかんとか) 」と制止されました。
「多分、イタリア語で話せって言ってるんだろうな・・・でも今年から、全プログラムは英語になったはずなのに、受付のおばちゃんが英語話せないってとうなんだろ。。。」と思いつつも、5分前に見ていた文章を思い出し、2文だけトライしてみました!
多分、「あ~、Marieとのアポ?彼女の部屋に行きなさい。番号は・・・」と教えてくれました。
何でしょ、何となくしか分かりませんが、とりあえず通じるものですね。必死になれば・・・汗

で、やっと待望のMs.Marieと会えた訳です。色々と物件を紹介してもらい、翌日火曜日に二件とも見に行けることになりました。土地勘のない私的には、デロイト・ミラノの訪問が決まっていたので、ちょっと躊躇したのですが、まあなんとかなるじゃろと思ってFix。そんなこんなで色々と雑談をしていたら、次の学生のアポが来たようで、部屋のドア付近をうろうろするノッポ学生を発見。

Marieとの別れ際に、日本から持ってきたお土産を渡し、これからよろしくです。。。と挨拶したら、異常に感激されて、左右の頬を合わせるイタリア式のご挨拶。慣れていない私は、左と右の順番を間違え、Marieに教わりました(笑)
しかし、日本人の私的には常識範囲でも、外国では感激されるのですなあ。さすがにあんこはないと思って、抹茶プリンを買っていのでした。ありがとう文明堂☆

ふ~、疲れたので続きはまた明日・・・・おやすみなさいデス(ノД-)ZZZ

2009年8月26日水曜日

魔の日曜日

と言いつつも、今日は既に木曜日。
一日一つは必ず「うそー!!|O|」という事件が起きてるので、
なんか更新が間に合わなそうな気がしてます。トホホ=3

さて、このSAに寝泊りしてから早数日が経ち、結構住み心地も悪くなく、学校の目の前まで運んでくれるバスの路線近(マンション目の前がバス停)くであることが判明しました。
一応、スーパーも近くにあるし、ここで一年終えるのも悪くないじゃん!なんて思ってもいたのですが。

なにせ、BlogのUPができていることからもお分かりのように、セキュリティは保護されていないものの、このビル専用の無線LANホットスポットを持っていて、結構高速通信が実現できております。
ぷらーす、他のアパートにはないエアコン&電子レンジ付!!マック付のスーパーもありますね。このマックでのネタにすべき出来事も実はあるのですが、まあそれはさておき。

近所が若干さびしいため、このバカンス週が終わった?水曜辺りから、実際の夜道の状況をちょっとずつ確認しようと思っています。が、窓から見る限りではあまり人通りもなく、遅くなったときの通学状況が多少は不安です。。。。とはいえ、予想以上に快適な環境で、私的にはこの辺定住案の株価は上昇中です笑


しかしながら、この数日のハードスケジュールに筋肉痛がひどい!多分、去年一年間の半分くらいをこの数日で歩いてますね。なにせ、キオスク的な店である「タバッキ」も軽食スタンド的な「バール」も、ずーっと開いていないので、バスやら地下鉄が乗れる切符を購入できておらず(ミラノでは交通チケットは事前に購入するのが鉄則で、バスなどそれぞれの交通手段内ではお金払えないのです)、結局徒歩で歩き回るしか手段がないのです!!。・゜・(ノД`)・゜・。

ええ、もちろんただ乗りもできますよ。おそらく、乗客の8割、いや9割はただ乗り君でしょうねー。もちろん、見つかれば罰金です。34だか、35€だったか。まったく非効率なシステムですが、正に「ローマに入ったら、ローマ人がするようにしなさい(郷に入っては郷に従え)」の通り、彼の国のシステムに合わせるしか方法はありません。

「なんだかなー・・・」

そんな思いがふつふつとこみ上げて来ます。もちろん、こんな非効率なシステム誰だって早く改善すれば良いじゃん!って思いますよね。そうですよ、そうでしょうとも。

一応、罰金があるってことは取り締まりもある訳で、違反者取締役会の皆さんがご活躍されております。では、どうやってただ乗り確認するのか?これは、バスだけでなく、ミラノ交通の大動脈とも言える、トラムや地下鉄とも共通ですが、それぞれの車両やホーム磁気チケットへの乗車日時打刻機が設置されてます。
つまり、乗客へこのチケットへの刻印を提示させ、不適切者は全員犯罪者ということですね。
一日フリー券というものもありますが、それ以外は75分以内の移動は乗り降り自由なものの、一回の乗車で料金は完納です。例えばミラノ市内をトラムで移動して、ちゃんとチケットに打刻し、疲れたのでその辺でカプチーノでも飲んでまた乗ろうかな、と思ったら恐らくチケットは買い直さないとですね。まあ、山手線を一駅ずつ乗り降りするような感覚です。ひとたび改札を出てしまえば、切符を買い直さなければいけない訳ですから。

さて、本題に戻りますと、こうした違反者は先の取役会の皆様が、「チケット見せろや~」と車両を歩き回られるそうです。日本と同様、彼らへのボーナス確保のために、特別に定められた「取締強化月間」以外はなかなか拝顔できないそうで、当然のことながら私はまだお会いできておりません。ま、バカンスシーズンですしねえ・・・当たり前か。

しかし!「チケットを売っている店が開いてないから」という理由だけで、「じゃ、ボクもただ乗り☆」という訳には・・・・行きません・・よね。一応、会社から派遣された留学生ですし、なんと言っても「Legal」と名のつく部署に身を置いていた者としましては・・・汗

ま、その後どうなったかは置いておきまして、体感温度35度位の湿度のないカラカラのミラノの猛暑の中、えっちらおっちら歩き回り、スーパーももちろん開いていない日曜日に、危うく昇天しそうになったというオチでした。

だったら、日曜日に街歩きしなければいいじゃんって?

忘れてたんですよ!日曜日、スーパー閉まってるって!!(マックは開いてたけどサ)

P.S.:で、本当に倒れそうになって、無意識にケータイカメラのシャッターを押してたようです(笑)↓

初スーパー体験記

まずは、当面の食料調達!ってことで、早速夕方に近所のスーパーへ。
金曜日のSA代理店おばちゃんの話では、どうやら徒歩圏内にあるらしいけど、よく分からない。
適当に歩くには暑すぎるし、参ったなあと思っていたら、見慣れた「M」の看板・・・
さすが、狂牛病が発覚した後も日本へ「牛肉買ってクダサーイ!」と言って来た某国資本のFFは、マーケ強いね!ふらふらと、その看板に従って進んだところ、ありました!スーパー♪

入ってみると、しかしすべてが大きい!例えば洗濯洗剤。日本人には「ファーファのこぐまちゃん」で馴染みのある「Familia」という名の洗剤。なんと、4ℓで0.99€ですが、1ℓだと0.85€。何でしょう?この大きいモノ勝ち文化。つかさー、車ならいいよ?無理でしょ?一人でこれ持って帰るの!
洗剤だけ買ってもお腹膨れませんしね。まったく、気が利いているだか、抜けているんだか・・・・


ま、今更そんなこと嘆いても仕方ないので、とりあえずの日用品に加えて、formaggio(チーズ)とVino(ワイン)を調達して、おうちに帰ってきました☆
なんと、パルマハムは2.88€で、ワインも格安のものを選んだせいか1.8€!!でもおいしー。日本にいたら、多分平気で5000円とかチャージされそうなQuarityでしたけど。。。全然分からないですね。ほんと。
さすが本場は違うわ~・・・これだけでも、イタリア来て良かった☆・・・なんてうっかり思ってしまったせいか、翌日日曜日には痛い目にあるのでしたとさ。ちゃんちゃん!

2009年8月25日火曜日

ここ数日の出来事。2

ん~、今日も疲れた身体に白ワインが効いてるなー。完全に酔っ払いですねー笑
はい、と言うワケで、同日ですが翌日ネタ行きまっす!!

さて、翌日は土曜日だった訳ですが。
外国人にとっては、イタリアで就学する目的で滞在する・・・のみならず、観光目的以外で滞在する場合には、すべからく滞在許可証なるものを取得する必要があるのですね。これ、相当厄介なもので、どれだけ厄介かということについては、偉大なる先人が山ほどアップされれますので、そちらを参考にしていただければ。「ペルメッソ」とか、「クエストゥーラ」とかでググれば、アフォほどHitします。いや、それくらい大変な手続きと言うことデスよ。
で、観光目的以外の外国人は、入国から8日以内にこの手続きを着手しないといけない訳ですが、当然のごとく土日は公的機関はお休みな上に、この時期イタリアは「ヴァカンス・シーズン」に入っておりまして、すべての機能がStopしている状態です。という訳でこの土日、何をしていたかと言えば、まずは仮住まいである我が家から学校までどうやって行けばいいのかしら?と、ルート取りをしていた訳です。あとは、ご他聞にもれず、日曜日はどんな店もお休みなので、食料調達に近くのスーパーまで。しかし、イタリアって本当にEU加盟国?ここまで英語が通じない欧州って凄いよね。オランダ・ドイツ等ゲルマン人を見習ってくれい。・゚・(ノД`)・゚・。
っで、その証拠写真はこちら↓↓↓



ここ数日の出来事。

さてさて。
8/21(金)の到着から今日まで、たったの5日間なのですが、ここまで信じられないくらい色々ありました。
さすがラテンの国というべきか、私が大げさなのか、まあ私を知る大半の方には「後者!」といわれそうですが、とにもかくにも色々あったことは事実なのです。はい。

という訳で、この「あーまーのジレンマ」ミラノ編と銘打つからには、もちろん本編があるのですが、そこはさておき、自分の備忘のためにも、皆さまへの「無事」のご報告のためにも、ちょっとずつUPしていきたいと思いますので、ご愛顧ください♪

では早速初日から。
まずは、JAL!私完全なANA派ですので、あまりJAL信用してなかったデスよ。でも、今年の4月のアムス便はかなり良かったので、今回フランク経由のANA便で来るか、JAL直行便で来るか、散々悩んだ挙句にJALにした訳です。で、気になる結果は・・・「五分五分」

だってさー、機材古かったせいか、Cクラスでも全然癒されませんでした。あの中途半端な背もたれ・・・。エコノミーと角度変わりません。だったら、C料金取るだけボッタクリだー!まったくそれまでの多忙の日々から来る疲れを癒せないまま、ミラノ着。でもまあ、ホントに休めないままだったので、適切な緊張感を持って降り立てたので良かったかも。

イミグレは何なく通過。そりゃそうですよね、こちとら世界一反抗という文字を知らないGiapponeseですから。一応、ラテンの国なので、張り切って無意味な笑顔で対応するも、薄ら笑い。やっぱり、20代とは違うか~ってなもんで、ターンテーブルへ。

私にとっては、ここが最大の難関。だって、うちの健康食品大好き母が持たせてくれた大量のサプリメント、日本語が分からない人から見たら、確実に「碧いうさぎ」になるお粉の供給元だと思われちゃうよ!ってなくらい持ってましたのでね。実は、今回「赴任」扱いなので、最大80Kgの荷物を受託できたのですが、恐らくその一割は占めるほどの容量・・・信じられます?なので、私にとっては一人でこの重量を運ぶことより、無事に空港を出ることの方が難しいことのように感じていたのですw

スーツケース開けなさいって言われたら、多分一巻の終わり・・・((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル と思いつつ、有税申告の赤いレーンと、免税申告の緑レーンの真ん中に到着。何も違法なことしてないのに、かなりの緊張。そうしたら、目の前でスーツケースを開けさせられている、お兄さんもといおっちゃんを目視確認。うーん、すわあたいもか!と思っていたら、案の定一人で大量の荷物をカートで押してる私に視線が集まります。「(ばれたかな。。。)あ、どもー汗」なんて、引きつりつつも挨拶をしてみると、担当者のお兄ちゃんは私のカートを上から下まで見て、おもむろに近寄ってきた。「(これ、絶対開けろって言われるだろうな・・・)Ciao!!あー、Shall I open it?」と、さっきはまったく役に立たなかった、三十路女営業スマイル爆裂!・・・とりあえず、それはあまり意味なかったのでしょうけど、「OK!OK!Go!!」と言われて、無事通り過ぎました~!!
ドアを開ければ、そこはミラノ!あー、良かった!多分、この荷物開いて見るの面倒だったんだろうなあ。ラテンの血にこれほど感謝したことはありません。ほっ=3なんて思いながら、空港を後にしましたとさ♪

その後は、妙に親日家のブラジル出身の運ちゃんに、「コレ、何入ってるの?重い~!」とぶーたれられつつも、私の荷物をちゃんと運んでもらえたお陰で、無事に日本から予約しておいたサービスアパート(SA)に到着しました☆

さて、このSA。いわゆるミラノ市内なのですが、かの有名な「DUOMO」(いや、実はまだ見たことないけど)を中心とするこのミラノでも、正直あまり知られてなく、かついわゆる「品行方正」とはとても言えない方々がお住まいの地域だそうで、後述しますが学校のHouse Service担当者にも、「いいトコ紹介してあげるから、そこはやめとけー!」と言われるほど、あまり良い場所ではないそうです。でも、到着したその日は本当にそんなこと微塵も感じなかったのよね。とりあえず、鍵を渡してくれるために家の前で待ち合わせてた担当者に一通りの部屋の設備の説明を受けるけど、正直「初見の私の方が、分かるってどういうことよ・・・怒」って位、まったく分かってません。特に、電子レンジに至っては、いまだ昔ながらのイタリア人は「電子レンジは身体に悪い」と信じているらしく、「私使ったことないから、電子レンジの使い方は聞かないで~」とのたまう。別に、電子レンジの使い方そのものを知らなくてもどうとでもなるけど、コレ明らかに通電してないよね?だって、どのボタン押しても、表示窓に何も出ないし・・・。
したっけ、彼女はいきなり備え付けのエスプレッソカップに水を入れて、そのレンジに入れたのね。「何か入れれば、反応して電気がつくわよ!」・・・何、このレンジ、サーモグラフィーでもついてるワケ?結局、なぜか電子レンジだけ主電源が部屋のライトの隣につながれていたようで、そこをONにしたら動き始めました。まー、そんなん枚挙に暇はないわと思い、「自分で全部試してみるから、もういいよ~!Ciao!」といってお別れしました。だって。超長くなりそうだったんだもん。その日は、よせば良いのに、結局手荷物の片付けとか遅くまでしちゃって、2am位に就寝。初日から大分しんどかったなー。おやすみなさい。

2009年8月22日土曜日

ミラン到着~☆

やぁ-、どうにかこうにか・・・・

今、言わねばならないことが沢山あるのは分かってます!!
ええ、それはもう痛いほどに・・・でも、今日は!!
時差ぼけ修正期間として、寝ます!いや、むしろ寝させていただきますのでってことで!!
おやちゅみなちゃい笑